石亭ファンの方、これから石亭に行ってみようという方、集まってくださーい。
石亭がもっと身近になる!男子スタッフがお送りする「石亭の日々」うけねらい?でお送りします。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
「お彼岸(おひがん)」とは春分・秋分を中日とし、前後3日を合わせた7日間のことです。
最初の日を「彼岸入り」、最後の日を「彼岸明け」と呼びます。 この期間に、お墓参りをして故人やご先祖様を供養し感謝をします。 またお彼岸は日本独自の仏教行事であり、現在は浄土思想に強く結びついています。 春分の日は3月20日頃、秋分の日は9月23日頃です。 ■ 彼岸とは 仏教では到達する悟りの世界を「彼岸」と言います。 また、「彼岸」をサンスクリットではパーラミター(波羅蜜)と言います。 一方で、私たちがいる迷いや煩悩だらけの世界を「此岸(しがん)」と言います。 ■ 春分の日と秋分の日がお彼岸の理由 春分と秋分は太陽が真東から昇って真西に沈みます。 仏教(浄土思想)では、西は「西方浄土」といわれ、仏様がいる極楽浄土の世界です。 すなわち、真西に向かって念仏すればご先祖様達は必ず往生されると信じられていたのです。 また、仏教では「中道」を重んじます。 昼と夜の長さが同じである春分・秋分は「中道」の象徴とされているので、この日に仏事を行うことになりました。 「中道」とは、極端な概念に偏らない自由な立場による実践や認識のあり方のことです。 ■ お彼岸は日本だけ お彼岸はインド・中国などの仏教国にはない日本独自の仏教行事です。 日本では、仏教行事を行う一方で正月や節分などの神道にまつわる行事を行ってきました。 「お彼岸」は「日願」から来ているとも言え、太陽の神を信仰する神道と結びつきやすかったという説もあります。 また、春に豊作を願い、秋には収穫を感謝するという自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は日本で大切な行事となりました。 ■ 「ぼたもち」と「おはぎ」 お彼岸のお供え物と言えば「ぼたもち」と「おはぎ」です。 ・春に咲く牡丹の花にちなみ、「ぼたもち」と言います。 ・秋は萩の花にちなみ、「おはぎ」と言います。 本来、両者の違いは春と秋で区別していました。 ■ 終わりに お彼岸は日本独自の仏教行事です。 農業文化に根ざした太陽信仰とも結びついていました。 だからこそ、広く民衆に受け継がれたのでしょう。 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通り、お彼岸はちょうど季節の節目になります。 ご先祖様に感謝しつつ、日本の四季を感じる事ができます。 |
| ホーム |