横綱・日馬富士が横綱昇進後、初優勝を飾った。
勝てばＶが決まる一番で大関・鶴竜を寄り切りで下し、元横綱・柏戸らと並ぶ５度目の賜杯を２場所ぶりに手にした。
無傷の１４連勝で、新横綱の昨年九州で９勝に終わった周囲の批判を完封。
千秋楽で横綱・白鵬を倒し、２場所ぶり３度目の全勝Ｖを目指す。
外国出身力士の優勝は０６年春から４１場所連続となった。

　優勝５回は師匠の伊勢ケ浜親方（元横綱・旭富士）の４回を超え、元横綱・柏戸らに並んだ。その師匠も「集中力が戻ってきた」とうなずいた。
今後の課題は安定感だ。毎場所、優勝争いをするのが横綱の使命。
「僕はこれからです。まだ（千秋楽も）終わってない」。
第７０代横綱・日馬富士の戦いは始まったばかりだ。
今場所は安定して強かったです。
高見盛は引退するのか心配です。