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石亭ファンの方、これから石亭に行ってみようという方、集まってくださーい。 石亭がもっと身近になる!男子スタッフがお送りする「石亭の日々」うけねらい?でお送りします。
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友人の家に遊びにいった際、何年かぶりに「黒ひげ危機一発」で遊んだ。
友人の子供がハマっているらしい。

「剣を刺して、黒ひげが飛び出したら負け」というシンプルかつスリリングなルールに今回もエキサイトしたのであったが、ふと、ある疑問が頭をよぎった。
それは、「彼はそもそも、なんの因果でこんなタルの中に入っているのか」ということである。

タルの中に入れられ、今からまさに剣を刺されるというのに、穏やかな微笑みをたたえるその様は、漫画「ワンピース」に登場する海賊王ゴール・D・ロジャーを彷彿とさせる大物感がただよっていなくもない。
謎につつまれた「黒ひげ」の人物像を、販売元であるタカラトミーの広報担当者さんに聞いてみた。

まず、この黒ひげなる人物であるが、「タルの中に入っている黒ひげくんは、まぎれもない海賊です。
彼は敵に捕まり、縛られています」とのこと。
まさに生きるか死ぬかの「危機一髪」な状況であるようだ。
ちなみにタカラトミーの玩具の名前は「黒ひげ危機一“発”」なので注意したい。

敵に捕まった理由に関しては明らかにならなかったが、黒ひげ氏の後ろポケットには宝の地図のようなものが入っていることから、ひょんなことから伝説の秘宝的な何かの秘密を知ったことで、大きな事件の渦に巻き込まれた、というのが筆者独自の見方である。

またこの黒ひげの人物像であるが、上記のように、生きるか死ぬかの瀬戸際にも関わらずのんきに微笑んでいるあたり、かなりの大物感がただよっているのだが、これについては、「個人的には、タルから飛び出しては再び敵に何度も捕まってしまうあたり、かなりのドジっ子なので、大物というよりは下っ端の感じを持っております」とのことであり、やはり彼はゴール・D・ロジャーではないようである。

ちなみに、敵に縛られた黒ひげ氏を剣で串刺しにしていくこのゲーム、かなりの鬼畜仕様のように思えるのだが、「実は『黒ひげ危機一発』は、タルの中で黒ひげくんを縛っているロープを剣で切って黒ひげくんを救い出す、というゲームなんです」という、思いがけない答えが返ってきた。
実際、発売当初は「黒ひげくんが飛び出したら勝ち」というルールになっていたらしい。

現在は、「黒ひげくんが飛び出したら負け」というのが一般ルールになっているが、そうすると、ゲームで負けることにより黒ひげくんを救い出すことができる、ということになる。
ゲームプレイヤーの設定としては、「黒ひげくんの敵側の海賊団に所属しているが、黒ひげくんを助けようとしている古くからの知人」といった訳ありの人物のようなものになるものと思われる。

シンプルなゲームの中に隠された黒ひげ氏のストーリー。
今度遊ぶ時は、黒ひげ氏のこれまでの歴史に思いを馳せ、ぜひ気合いを入れて剣をタルに刺していただきたい
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